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でんの豆知識117 「家づくりの基礎知識 空間別の照明」

2023年10月02日

こんにちは
田建築工房スタッフのKです。
昨日から10月になりましたね。
昼間はまだ暑い日が多いですが朝方と夜は少し
涼しくなったように感じます。
 
10月は衣替えが行われ、だんだんと秋が深まる月です。
 
月末に行われるハロウィンもすっかり市民権を得ており、
店先には関連グッズが並び、ディスプレイもそれ用にアレンジされます。
 
10月というと、まず「秋」を連想する人が多いそうです。
 
さて、今回は
家づくりの基礎知識シリーズです。
 
空間別の「あかり」をお伝えします。
 
さっそく『でんの豆知識』をご覧ください!!
 
■ でんの豆知識「家づくりの基礎知識 空間別の照明」
 
照明を決めるとき、リビングや寝室、洗面室など、
部屋ごとに「照明」を考える人は多いのです。
 
確かに、部屋ごとに適切な照明は違うのですが、
明るさやデザインなど、それぞれの部屋ごとに適切な照明器具を選んだつもりでも、
実際には不満や悩みを抱えている場合もあります。
 
では、どうしたらいいのかをわかりやすくお伝えします。
 
◆リビングや寝室など、部屋ごとにちがう
 
「照明」の悩み
あなたは、自分の家の照明に満足していますか?
 
新築やリフォームのほか、
新しい家に引っ越した時などに、
新たに照明器具を選んだり、
交換する人が多いと思います。
 
実は、照明について不満をもっていたり、困っているという人が多いようなのです。
 
例えば、リビングでは、
「白い光だとくつろげない。かといって温かみのあるあかりだと子供が勉強しない」
という声を聞きます。
 
また、キッチンでは
「食材の色や鮮度を判断しにくい」
 
ダイニングでは
「料理がおいしそうに見えない」
といった不満になります。
 
寝室では、
「掃除をしたり片付けものをするときにはよくても、就寝前には明るすぎてゆったりできない」とか、
 
洗面室では
「白っぽい光だと肌がきれいに見えない」
 
といれでは
「消し忘れが気になる」
といった問題が挙がってきます。
 
浴室でも、
「ときにはゆっくりとくつろげる明るさに変えられるといいのだけれど」
というような悩みもあるようです。
 
またその逆で、
「オレンジ色の光だと、年齢を重ねるにつれてどうも暗く感じる」
「天気の悪い昼間だとすっきりしない」
という声もあるようです。
 
部屋ごとに悩みの内容は少しずつ違いますが、
これらの声を聞いて、「わが家でも同じ」とか、
「私も似たようなことを感じていた」という方も多いのではないでしょうか。
 
 
◆同じ部屋でも家事や子育てなど、用途で変わる「照明」
 
これらの照明についての悩みや不満は、なぜ生じるのでしょうか。
 
原因は、部屋とか空間という単純なくくりだけで、
照明を選んだからです。
 
適切なあかりも用途によって違ってくるのですが、リビングとか寝室といった空間だけにとらわれず、
その空間でどんなことをするのか、
用途や生活シーンに合わせてあかりを変えていかないと、
先に紹介した不満を解決することができず、
満足のいく照明にならないのです。
 
 
私たちは同じ部屋で様々なことをしています。
同じ空間にいても、その場所でこなす用途はいくつもあるのです。
 
にもかかわらず、同じ明るさ、同じ色の光の照明では、一つの用途に合わせて
ちょうどよい照明にすることはできても、
ほかのシーンでは不便を我慢しながら過ごさなければならないということが多いのです。
 
 
◆用途や過ごし方に合わせて、明るさを変えられる「LED照明」
 
不満や悩みを解決する方法として、まず挙げられるのは、
調光・調色機能をもったLEDの照明器具にすることです。
 
調光とは、全灯の100%から消灯の0%まで
明るさを調節することです。
 
調色とは光の色を変えることです。
 
照明器具にもよりますが、さわやかな白い色から、くつろぎに向いたオレンジ色に変化させることが可能です。
 
 
◆一室多灯や間接照明で、多彩な演出するのもよい方法
 
調光・調色機能によって対応するのも一つの方法ですが、
問題の解決策として、一室多灯にトライしてみるのはいかがでしょうか。
 
一室多灯とは、一部屋に複数の照明器具を設置することです。
 
LDKなどは、点灯する照明の組み合わせや、明るさを変えるだけで、いろいろなシーンができます。
 
こういう空間こそ、多灯にしてほしい場所です。
さらに、間接照明という照明手法を取り入れると、より演出効果が高まります。
 
 
興味はあるけれど、どこから手をつけたらいいかわからないという人は、
まず、家のどこかの照明器具をLDK照明に変えてみましょう。
 
◆多彩なLED照明は、ショールームで体験してみよう
 
あかりでどのように雰囲気が変わるのか体験したい人は、
照明メーカーのショールームへ行ってみましょう。
調光や調色によってどんな違いがあるかを実感することができます。
 
 
新築やリフォームの際、
「こんなはずではなかった」と後悔しないように、
ここで紹介したサービスを利用して、心地よいあかりを手に入れてほしいと思います。
 
それでは、また。
 
 
 

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