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でんの豆知識「フラット35、金利を引き上げました!!」

2023年11月20日

こんにちは
田建築工房スタッフのKです。
 
月初めは、住宅ローンの金利が気になりますよね。
 
今月の住宅ローンの金利を見てみましょう。
 
メガバンク4行より発表された2023年11月適用分の住宅ローンです。
 
以下にご紹介するものは、
当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。
 

〇三菱UFJ銀行…0.94%→1.04%(+0.10%)

〇三井住友銀行…1.14%→1.29%(+0.15%)

〇みずほ銀行…1.45%→1.55%(+0.10%)

〇りそな銀行…1.595%→1.745%(+0.15%)

 
 
今月メガバンクは、当初固定10年の金利は、すべての金融機関が、金利を引き上げました。
変動金利に関しては、殆どの金融機関に相変わらず動きが少なく、メガバンクTOP3も金利を据え置きました。
 
今月のメガバンクの動きは、変動金利を据え置き、
固定金利を引き上げるという形になりました。
 
では、先月金利を据引き上げた、固定型住宅ローンの代名詞でもある
 
全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?
 
早速『でんの豆知識』をご覧ください!!
 

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■ でんの豆知識「フラット35、金利を引き上げました!!」

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住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の
2023年11月の適用金利が発表されました。
 
 

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は…

 1.96%(前月より+0.08%)~3.53%

今月も、金利を引き上げました。
 

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。

1.48%(前月より+0.08%)~3.05%

中期に関しても金利を引き下げました。
 

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…

2.10%~3.67%

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…

1.62%~3.19%

 
以上のようになっています。
 
今月もフラット35は、金利を引き上げました。
 
メガバンク・ネット系銀行も大幅に金利を引き上げたので、金利は上がりました。
 
 
結果的に、長期固定金利では、もっとも魅力的なサービスを提供しております。
また、他の金融機関に比べて審査が通りやすいのもフラット35の魅力のひとつです。
 
長期固定金利で住宅ローンを選ぶなら、フラット35を優先的に検討しましょう。
 
◆2023年11月の住宅ローン金利の傾向
 
今月の住宅ローンの金利は、変動金利に動きはなく、固定金利は、金融機関によって
判断が分かれたといえるでしょう。
しかしながら、全体的にみると、金利が上がった月といえます。
 
フラット35は、わずかながら金利が上がりました。
日本の住宅ローン金利に与える影響が大きい米国の10年国債の長期金利は、高水準となっております。
 
そしてその影響下を受ける日本の住宅ローンも今月の金利は、上がりました。
 
日銀は、7月に政策を変更して金利の引き上げを行いました。
今後、日銀は、5年超、10年以下の国債買い入れを実施すると発表しました。
最近の金利上昇を受けて、されなる上昇を抑えるのが狙いです。
 
 
今後も金利は上昇するでしょうが緩やかになるかもしれません。
住宅ローンの利用を検討するなら、金利が上がったとはいえ、金利がまだ最低水準で
ここ数か月は金利上昇が緩やかなこの期間がおすすめの時期かもしれません。
 
 

◆各住宅ローン商品の金利動向

●変動金利

今月もほとんどの金融機関が金利を据え置いており、史上最低金利を維持しております。
金利を据え置いたので、先月と状況は変わらず、8月の変動金利の住宅ローンの金利目安は、
0.4パーセントとなります。
 
この金利より高ければ割高、低ければ割安といえます。
 
ここ数年、殆ど金利の上がらない変動金利ですが、今後、マイナス金利が解除になると、
0.2~0.4%金利が上がると予想されます。
 
●固定金利 10年~(中期)
 
メガバンクは、ネット系銀行を中心に、多くの金融機関が、金利を引き上げました。
 
10年固定は、各金融機関が変動金利に次ぐ、人気の商品なので、金利が上がったとはいえ、
低金利を維持しております。
10年固定は、日本国債10年の金利をベースにしており、日本国債の10年の金利は、
今後、日銀が1%上限を引き上げたので、今後は上昇傾向となりそうです。
 
 
人気の高い10年固定ですので、この低金利時代にはどの金融機関も力を入れており、
金利は似たり寄ったりで、比較する判断が難しいのが現状です。
金利だけでなく、繰り上げ返済手数料、事務手数料、団信の内容も踏まえ、住宅ローンを選びましょう。
 
●固定金利 長期
 
こちらも10年固定と同じく、多くの金融機関が、金利を引き上げました。
その中で、今月、僅かながら金利を引き上げたフラット35が、一番有益な住宅ローンと言えるでしょう。
 
フラット35は、0.08%の金利引き上げでしたが、他の金融機関の多くは、
0.10%以上金利が上がっています。
 
長期固定金利は頭金の割合によってメリットが変わりますが、つなぎ融資を利用すれば、
フラット35が頭金なしでも最もメリットがあります。
 
また、今月の金利上昇で、
金利さは1%近くなりました。
 
前期間固定は、金利が高いので利用したくないが、変動金利の上昇も気になるという方は、
ミックスプランを(変動半分・全期間固定半分)検討してみてはいかがでしょうか。
 

◆2023年11月の住宅ローン金利の動向を総括

今月も、金融機関によって判断の分かれた月と言えるでしょう。
 
変動金利は、据え置き、固定金利が上がりました。
円安になってから、この動きが数か月続いております。
金利を据え置いたとはいえ、変動金利も、マイナス金利がおわると、金利が上がりそうな予感がします。
 
現在、米国の国債の金利の流れからみると、金利が上がったとはいえ
現在の日本の固定金利は、中期・長期ともにかなり低い状況です。
当然ながら、先月日銀は、金利の目標の上昇の引き上げを行いました。
 
理由は、世界的に金利は上昇しており、円安が進み、金融正常化(金利情報)の圧力がかかったため、
と言われております。
 
とはいえ、まだ今月の金利は低水準です。
 
新規で住宅ローンを組む方は、もちろん、現在、変動金利にて、住宅ローンを組んでおられる方も、
固定金利の低さに注目しましょう。金利が上がったとはいえ、固定金利の売りである、安心の固定返済が、
今月も低かったので、驚くべきコストパフォーマンスの低さで手に入れることができると考えております。
 
また日銀は、今後
5年超10年以下の国債買い入れを実施すると発表しました。
最近の金利上昇を受けて、さらなる上昇を抑えるのが狙いです。
 
今後、金利が上昇しますが住宅ローンを利用するなら、金利上昇がゆるやかなこの数か月のうちに
動いたほうが良いかもしれません。
 
そして今後必ず起こる金利上昇を考えると、変動金利よりも固定金利のメリットを意識しましょう。
 
現在、金融緩和の政策により約1%に金利は抑えられていますが、金融政策が変更されれば、
少なくとも1%程度の金利上昇が予想されます。
 
そうなれば、変動金利や期間の短い固定金利は、たちまちに超長期金利を追い抜かしてしまうほど、
金利さが小さいことを認識しましょう。
 
そこで、今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで
全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…
 
というメリットがあります。
 
いくら借入時の金利が低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…
そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット・デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンの選択しましょう!!
 
フラット35の金利推移をご確認いただけます。
現在がどれほど低金利であるか、ご参照くださいませ。
 
 
【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、
いずれにしても、早めに行動することをお勧めします!
 
金利が上がったとはいえ、2023年11月の住宅ローン金利は、いまだ低水準で推移しております。
 
現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンの借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、
金利が低いここ数か月は、検討する価値があります。
 
住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。
 
それでは、また。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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