ギャラリー

まずは住宅展示場へ。 「敢えて何も下調べもせずに飛び込んだんですよね」とご主人。 木造メーカーを数社見て回り、おふたりが出した答えは？そう、谷川建設でした。 その理由を尋ねると、「もう、圧倒的な檜の香りでしたね。他社で杉などの香りもしてはいたんですが、やはり高級感というか、上品なやわらかさを感じました」と口を揃えます。 さらに若手の営業スタッフの対応にも親しみを感じたとのこと。その後、やや時間はかかりましたが、便利で閑静な土地が見つかり、本格的に家づくりが始まりました。 設計士に伝えたことは、「私はとにかく木質感のある広いリビングをお願いしました」と奥様。 ご主人が「僕は外観ですね。和のテイストが好みなのでお城のイメージでお願いします！と伝えたんですが…」と言ったところで、奥様は「少し、“えっ”と引きました」と。

それでも完成したT様邸は、周辺と比べてもその存在感は群を抜いています。 それは３０坪というサイズとは信じられない大きさ。家族を守っているかのようにそそり立つ壁が印象的です。

さらには「軒の長さにはこだわりました」と言われるご主人の要望そのままに、日本の伝統家屋を感じさせる玄関上と二階の軒。さらに広めの玄昌石を重ねた階段は、離れの旅館のように訪れる人を誘うかのようです。 玄関ホールに入ると、シューズクローゼットを始め、リビング、トイレ、ランドリールーム、ファミクロへの建具ドアがすべてハイドア仕様となっていて、開放的な縦空間となっています。

リビングは奥様の要望通りにとっても広く、なんと天井がすべて檜張りで、その香りとともに上質感に圧倒されます。 下がり天井の間接照明もリビング空間のクオリティーをさらに引き上げています。

次に驚いたのは、キッチンのローボード。４メートルを超える造り付けです。 奥様の趣味であるおしゃれな陶器たちが和の空間をさらに落ち着いた雰囲気に仕上げています。 奥のパントリーに冷蔵庫を格納し、生活感を出さない工夫も。

ランドリールームはとっても機能的。 サニタリーを一体化したこれも造り付けの収納棚は「ここでアイロンを掛けられるようにしたのは大正解でした」と奥様が言われるように、洗う→干す→乾かす→収納といったランドリーワークが一元化されています。 「住み心地も最高で僕がとても暑がりなんですが、この夏もそこまで暑さを感じずに過ごせました。」と檜の家に大満足のT様ファミリーでした。