ギャラリー
本物の木をふんだんに使った、心安らぐ空間
W邸に入ってまず感動するのが、清々しい木の香りに満ちていること。暮らしの中心であるLDKはもちろんのこと、どの部屋の床、天井、ドアも美しい本物の木で造られているので、まるで森の中に迷い込んで、木陰で休憩をしているかのような気持ちになります。その一つ一つの木目が美しく、丁寧に仕上げられた職人の卓越した技を感じます。
リビングダイニングは吹き抜けになっているので、自然素材の持つ心地良い空気は家中を循環し、常にマイナスイオンを浴びているかのよう。センス良く配置された家具は木造りの家とマッチして、落ち着ける空間を造り上げています。
LDKの窓際にはカウンターテーブルを設けました。スタディスペースや家事スペースとして、や、外を眺めながら一息つく休憩スペースにも重宝する場所です。 そしてLDKからは惣林嶽を望む南西に、大きな窓を設置。外のウッドデッキへと繋がるこの空間は、内と外の距離をより短く感じられ、生活の中に景色を取り込んでいます。
周囲の自然を身近に感じられる、窓の多いつくり
家の周りの豊かな風景や、こだわりの庭の景色を堪能できるよう、W邸には窓がたくさんあります。ウッドデッキに繋がる窓はLDKからだけでなく、隣の和室にも配置。ここもフルオープンタイプのサッシになっているので、窓を全開にして景色を楽しむことができます。テレビなどつけなくても、外の自然の音が心地良いBGMとなり、季節の移り変わりを知らせてくれます。
Wさんの特にお気に入りの場所が、シンボルツリーであるヤマモミジが見える和室。赤く染まるモミジの後ろには山々が広がり、自然の雄大さを感じずにはいられません。
ウッドデッキに腰をおろし、風を感じながら過ごす休日は、なんとも贅沢ですね。
ペニンシュラ型でオープンなキッチン。こちらから見える位置にも窓が配置されています。家事をしながらも外を眺められ、違う場所にいても家族で同じ景色を共有できるのは嬉しいですね。 パントリーとつなげることで回遊型の動線を実現しています。 キッチン背面の造作棚も住まいずオリジナル。全面木目が映える収納棚とモノトーンのタイルがW邸の雰囲気にピッタリです。キッチン全面の壁にはご主人の焼酎コレクションを収納するのだとか。
実家の山の木を使い、家族の想いを繋ぐ
W邸の中心にはリビング階段があります。ここにはWさんの山の木を使った大黒柱を配置し、踏板を連続させて飾り棚としても使えるようにしました。家の中心に実家の山の木を使うことで、家族の繋がりを大切にするWさんの想いが感じられます。夜など間接照明をつけると違った表情を見せてくれます。
リビングダイニングの吹き抜けにも、実家の山の木が太鼓梁として使われています。家を守る大事な役割を担う梁に、大切に育てられた木が使われることで、より一層愛着が湧きますね。